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2011年3月20日日曜日

亘理町避難所状況 & 自宅での物資補給

亘理町役場Webより、18-20日現在の亘理町の避難状況です。

・亘理小学校 収容避難者 320人
・亘理中学校 収容避難者 420人
・亘理高校 収容避難者 740人
・吉田小学校 収容避難者 550人
・逢隈小学校 収容避難者 650人
・逢隈中学校 収容避難者 170人

このサイトで避難所を(マップにもして)お伝えするのは、そこに避難されている方だけでなく、近隣のご自宅で避難されている方にも役立つと考えているからです。


山元・亘理の安否確認は、よいサイトがあります

安否確認の問い合わせもいただいています。ご心配なことと思います。亘理町をはじめ、安否情報がよく集まっているのは Google Person Finder です。NHKの安否情報ダイヤルと相互参照しています。

ただし、山元町の安否確認なら、絶対こちらの方が良いです。

旅するように暮らそう! (右サイドバー 「山元町安否登録」)

安否確認ではない方、特に被災地外の支援希望者は、ぜひ「震災地の写真」と動画をご覧ください。

病院情報(20日現在)

河北新報発、病院情報です。

  • みやぎ県南中核病院=重症患者のみ。一般外来、人工透析不可。
  • 国保川崎病院=21日は軽症急患のみ受け入れ。22日は午前8時半~正午、午後1~4時受け付け。
  • 仙南中央病院=当面休診。 

なお、みやぎ県南中核病院では、時々、仙南地域の診療状況をまとめています。
http://www.southmiyagi-mc.jp/information/info.html#A230318c

お手洗いの話(特に女性の方に)

自分は災害支援の経験がありますが、避難生活が長くなって一番困ったのがトイレでした。

水道が復旧しないとトイレが使えません。運んできた水を使いたくないので、避難所の方はもちろん自宅避難の方も、最寄りの避難所の仮設トイレを利用することが多くなるかもしれません。ところが仮設はすぐに汚れ、暖かい日は悪臭もでるので、特に女性の方が辛い思いをされていました。

気休めですが、山元町役場向けの救援物資に、強力な脱臭&消毒スプレーを入れておきました。もしご自宅に類似のものがあるなら、持参されるだけでもずいぶん気持ちが異なります。

ちなみに敷地があるなら、「自家製仮設トイレ」が作れます。

入浴情報:山下小学校、亘理町中央児童センター

陸自の入浴支援は、山元町・山下小学校、亘理町・中央児童センター。

高齢の方・障害のある方向けに入浴を手伝ってくださる介助隊員も配置とのこと。しばらく続けられる予定らしいので、ぜひご利用のほどを。

山元町近辺の震災の写真

山元町近辺の震災の写真について、岩佐大輝さんが.flickrにまとめてくださっています。

http://www.flickr.com/photos/iwasansan/

恐ろしさが迫るリアルさと、抜けるような青空の対比に、心が動かされます。

亘理地区医師会への医薬品の搬送が開始

河北新報によると、亘理地区の医師会への医薬品の補給がおこなわれるとのこと。常用薬が無くなりそうでお困りの方は、亘理郡医師会宛ての補充のようなので、ぜひ主治医・かかりつけ医に早めにご相談ください。
日本医師会は19日、抗菌薬や昇圧薬など被災地で不足している薬剤6トンを米軍ジェット機で仙台空港に送った。日本製薬工業協会の協力で集めた。宮城県医師会によると、ジェット機は19日夜に到着。同日中に仙台市内に薬剤を搬送した。20日に薬品を仕分けし、21日中に石巻、亘理、気仙沼地区などの医師会に届ける予定。 

亘理地区 宮城交通バス運行の案内

宮城交通が、21日より亘理駅-長町駅間にバスを走らせます。

(1) 運行期間
平成23年3月21日(月)から当分の間、毎日運行
(2) 停留所
混乱防止のため、仙台側、亘理側とも、それぞれ一か所に限定します。
・仙台側 「JR長町駅東口」(4番のりば)
・亘理側 「JR亘理駅西口」
(3) 運行時刻(所要時間:約1時間)
下り 亘理行き
JR長町駅東口発 9:00、11:45、15:00、17:30
上り 仙台行き
JR亘理駅西口発 7:30、10:30、13:30、16:15
(4) 運賃(小児半額)
片道 1,000円

降雨による放射線被害よりも風邪にご注意を!

これから山元・亘理地区は雨が降ります。雨が降ることで、福島第一原発から出る放射性物質を含んだ雨が降るのでは、と心配されている方も多いかもしれません。

今回の原発トラブルでは、確かに放射線・放射性物質が漏れ出ていますが、山元・亘理では、仮に雨が降っても 健康に被害があるものにはなりません。


一方、福島県外については、現在の放射線レベルが1年続いても年間1・7ミリ・シーベルト程度であることを示し、「通常、自然に浴びる放射線の量にあたる2・4ミリ・シーベルトに満たない」と安全性を強調した。
(2011年3月19日15時32分  読売新聞)

入浴について

避難所生活が続くと、入浴が必要になります。仙台近郊では入浴可能な場所が増えてきていますのでいずれお知らせしますが、ガソリンが無い状況で行けそうな亘理郡周辺ではあまりないようです。

亘理町での入浴情報があります。
@y_ickw: 自衛隊(第三後方支援連隊)の皆さんが亘理町中央児童センターに仮設温泉『六甲の湯』を作ってくださった。ありがとうございます
先日、山元町役場にドライシャンプー(水が無くても洗えるシャンプー)をいくつか搬入したので、ご活用いただければ幸いです。


※ソース @shiba_zemitter, twitter

放射能のご心配について

亘理・山元は福島第一原発にも比較的近いので、ご心配の方もいるかもしれませんが、現在のところ屋外にて通常に作業していてもまったく問題はないようです。


放射線量を計算してくださっている方がいらっしゃるので、ご紹介させていただきます。

@king2002: 山元町役場近辺の放射線線量をGoogleDocumentで纏めてみました。宮城県が発表しているデータに基づき計算しております。(累積は無理やり出しているので参考まで)  http://bit.ly/ha9dy9

※ソース twitter

ガソリンの補給について(19日現在)

19日現在でもGS渋滞が発生していますが、山元町にもタンクローリーが来ています。緊急車両向けはすでに補充がされていますので、近日中に一般向けにも給油可能になると見込まれています。

ただし、岩沼・名取方面も、大河原・柴田方面も、生活用品の枯渇があり、店舗で希望の商品を購入できない可能性が高いです。貴重なガソリンを使って無駄足、という可能性が多分にありますので、どうぞお気をつけください。

もちろん、自宅で避難生活されている方の中には、早急にかかりつけ医に通院したり、医薬品をとりに行かなくてはならない方が出てきています。高齢の方は車がないと水を運べません。優先的に給油されるよう、働きかけています。

ネット連絡ですむ業務であれば、このブログでも代行しますので、遠慮なくおっしゃってください。

※ソース:@hosshi0209, @shiba_zemitter

山元町避難所状況 (3月18日(金)11時~13時現在)

山元町の避難所状況です。町役場Webでも公開していますが、こちらのほうがちょっと数字が細かいです。下のマップに場所を反映してあります。(住所は、宮城県亘理郡山元町まで省略します。)

1.役場・中央公民館(人数は変動あり) 
住所(役場):宮城県亘理郡山元町浅生原字作田山32
(公民館):浅生原字日向12-1
避難人数:635名
2.山下第一小学校 大平字握6 人数:300名
3.山下中学校 山寺字畑中29 人数:550名

補給するべき救援物資

全体的に資源は枯渇気味ですが、避難所によってはすでに余っているもの(毛布・水など)もあります。優先的に補給してほしい物資を書きます。これから輸送を考えている方は、考慮してください。

必要物資(18日現在 優先順位に記載します。)
マスク(品名:N95)
医薬品全般(風邪薬、シップ・・・)

山形-山元の道路状況(16日)

笹谷ICから入県が楽。降雪あります。川崎は停電地域があり信号が消えているところがあります。交差点ではガスが無いので止まらない車がいますから注意が必要。

笹谷ICから国道4・6号近辺まで、ケータイはあまり通じません。山形市内から山元町まで、開いているコンビニはなく、食事購入もトイレも行けません。もちろんGSも閉店。すべて自前でが必須。


このブログについて(2)

現在、ブログに乗せている情報です。今のところどうしても山元中心ですが、今後亘理町も載せていきます。

「Save-Support亘理・山元」について

ちょうど出張中で帰宅できなかった友人を山元町へ送るために、灯油など火急の支援物資とともに(帰りのガソリンなど自前で携行して)、亘理郡・山元町に行ってきました。そこで、支援の手が行き届いていないことを実感してきました。

マスコミは岩手・宮城北部の津波や福島の原発ばかりを報道していて、同じように被災したのに仙南地区、特に亘理郡、山元町のことはほとんど取り上げてくれません。